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年末に向けて!秋からはじめる整理収納と住まいのメンテナンス

住まいの12ヵ月では、
季節に合わせた片付けやインテリア等、住まいについてのヒントを月毎にご紹介します。

 

こんにちは。
守田整理収納建築研究所です。
今月は「整理収納と住まいのメンテナンス」について。
11月に入り、今年も残すところあと2ヶ月ですね。毎年なぜか…年末に片付けや大掃除を慌ててしていませんか?秋は湿度も低く風通しが良く比較的気候も安定していますので、片付けや住まいのメンテナンスには、絶好のタイミングです。普段なかなか片付けやメンテナンスが行き届かない箇所をピックアップして、住まいの整え方をご紹介します。

 

片付け:無理をして毎日頑張る必要はありません!一箇所ずつコツコツと実行

 

 

1.調理器具

キッチンの調理器具や鍋、フライパンを整理し、必要なら新しい調理器具を購入します。味覚の秋や年末のパーティーシーズンに備えてキッチンを整えましょう。
キッチンは物の量が一番多い場所
整理すると物の管理ができる

2.食品

冷蔵庫やパントリーの中を整理し、賞味期限の切れた食品を処分します。期限がありますから、いる・いらないに迷う事はありません!整理される事によって、収納スペースを効率的に且つ有効に使います。また、災害時の日頃から出来る食料の備えとして、ローリングストックも取り入れたい食料管理のひとつです。
ローリングストック: 日常の食品を少し多めに買い置きしておき、 賞味期限や消費期限の古いものから消費し、消費した分を補充する方法。常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保ちます。

3.非常用品の点検

家族の防災計画を確認し、災害時の備えとして、非常用品を点検し、不足な物や使用期限の切れた物は、新しい物を追加しましょう。食料品、水、バッテリー、懐中電灯などを確認し、必要なものを備えておきます。
防災の日、確実に減らせる危険

4.家庭医薬品

家庭の医薬品や応急処置用品を点検し、有効期限切れのものを廃棄し、必要なアイテムを補充します。

5.玄関収納

下駄箱やシューズクローゼットの履いていない靴や似合わなくなった靴、サイズアウトした靴等を手放します。コートクロークのハンガーを整理し、季節に合ったコート等を手前に出し、使いやすくします。

6.冬用寝具の準備

冬用の布団や毛布を取り出し、洗濯や日に干す、布団乾燥機を使用して準備します。その際に、使用していない寝具や古くなった毛布等、使っていない物は整理します。

7.読書コーナー

 

秋は読書の季節ですね。本棚や読書スペースを整理して、新しい本を追加し、快適な読書環境を整えましょう。

(1)本をカテゴリー別に分類
先ずは、本をカテゴリー別に分けます。例えば小説、ビジネス書、趣味の本、参考書など、共通のテーマや用途に基づいて分類します。

(2) 読み終えた本と未読の本を分ける
読み終えた本と未読の本を分けて収納することで、どの本が読み終えているのかが一目でわかります。

(3)本棚や収納スペースを最適化
本棚の高さ調整を行い、大きさに合わせた本棚や本立てを使用し、本棚や収納スペースを効果的に使います。

(4)定期的な整理と寄付
読まない本や不要な本を寄付したり、販売したりすることで、スペースを確保します。

(5)電子書籍
電子書籍やオーディオブックの利用を検討し、紙の本とデジタルの本を組み合わせて整理します。また、本管理アプリを使うことで、本の管理が簡単になります。

本の整理は個人の好みや使い方によって異なりますが、上記のアイデアを組み合わせて、ご自分に合った方法を見つけてみてください。整理された本棚は、読書の楽しみを高め、本を探す手間を減らすのに役立ちます。

8.ホームオフィス

リモートワークが続いている場合、ホームオフィスの整理とアップデートを行います。デスクやイスの調整、書類の整理、文具の整理等、作業環境を改善する事によって、気分もリフレッシュしますし、生産性の向上にも繋がります。また、ビデオ会議やオンラインミーティング時の背景の映り込み問題も解決します。便利なバーチャル背景等もありますが、整然と並んだ本や整理されたデスクが映り込むことで、背景へのストレスが軽減されます。

9.ファイルの整理

書類や文書の整理を行い、重要な資料を整理します。デジタルファイルも整理し、重要なデータは写真で残したり、バックアップを取ります。

インテリア:定期的なメンテナンスでお気に入りのインテリアを長く愛用する

 

 

1.家具のメンテナンス

(1)ダイニングテーブル
代表的な木製のダイニングテーブルのメンテナンスについて。主にウレタン塗装、オイル塗装があります。ウレタン塗装:乾拭き用の布又は柔らかいふきんでさっと表面を拭きます。※汚れが落ちない場合は、中世洗剤を薄めた物をふきんに含ませ拭きます。オイル塗装:ふきんで乾拭き又は水拭きをします。水拭きの場合は、乾燥するまで待ちます。次に、オイルをウエスに含ませ、均等に塗り、その後、新しいウエスでオイルを拭き取り、乾燥させます。

(2)ソファー
布生地:掃除機、または柔らかい布・ブラシで生地表面を優しく撫でる様に埃・汚れを取り除きます。レザー:柔らかい布かブラシで乾拭きします。その後、専用クリーナーを使って汚れを落とし、保護クリームを塗布します。

2.カーテン・ラグのクリーニング

(1)カーテン
ウォッシャブルカーテンは、色落ちや色あせ、縮みなどに強い生地を使用しています。そのため、ご自宅でも洗濯が可能です。洗濯ラベルを確認し、洗えないものはドライクリーニングに出す等、清潔を保ちましょう。また、カーテンを吊るしたまま、フックやカーテンの埃を掃除機で吸い取るだけでも、随分とすっきりします。

(2)ラグ
ぞうきんを水で湿らせ、硬く絞ってから汚れた部分を拭きます。汚れが落ちにくい場合は中性洗剤を薄めて使用し、その後水拭きします。中性洗剤が取れるまで硬く絞ったぞうきんで軽く叩き、最後に乾いた布やタオルでから拭きします。拭き方は、カーペットの毛並みに従って拭き、次に逆の方向に拭き上げます。多方向に拭き取るようにすると効果的です。

3.灯りの点検

屋外や屋内の照明を点検後、不良のランプや電球を交換し、夜間の安全を確保します。屋内の電球や蛍光灯、照明器具(照明器具のシェード)の汚れの殆どは、埃です。そのままにしておくと、照明が暗く感じたり、埃が電球やシェードにこびりつき落ちにくくなります。ハンディーモップ、マイクロファイバークロスで、定期的に埃を取り除きましょう。

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